-1- 「ISO14001をとろう」 編集部:今回どのようにしてISOの認証を取得されようと思ったのですか?
SANADA:実は、2002年6月でしたか、社長に呼ばれ「ISO14001を今年中に認証取得しょう。自社で取り組んでくれ」と突然言われました。「えっ?」という感じでしたね。ISOという文字は、大手スーパーが買い物袋を節約していることなどで目にはするものの、実際には「いまいち何のことやろ?」と分かりませんでした。私は急いでISOについてインターネットや書店に駆け込み、ISOの法律書でもある規格書などを購入しました。そして、まず規格書を読んでみました。 「国際標準化機構」、「国際規格」、「環境影響」、「環境側面」などよく分からない単語が連発です。ISOは国際規格ですので、規格そのものは英語ですので、実際私たちが読むのは日本語ですね?しかし、まるで英語のようでした。「これではだめだ」と思い、すぐさま書店に走りました。そしてマニュアル本を購入したのです。こうして、規格書・マニュアル本と合わせて300ページにも及ぶものを時間と戦いながら3回ほど読みました。
またインターネットにはISOの認証取得を支援するコンサルティング会社のセミナーがたくさん掲載されています。その中でも、無料のものを選び何度も参加しました。ISOを認証取得するのに、大半はコンサルティング会社の支援が必要であることが分かりました。ISOは「トップダウン」つまり経営者である社長の判断からスタートすることが多いようです。 ISOとは、国際標準化機構という非政府機関の国際的な組織であり、本拠地はジュネーブにあります。またISOという語は、ギリシャ語で「同等のもの」を意味しています。そこではあらゆる規格が作成され、番号が付けられています。ISO14001とは環境をテーマに作成されたものです。国際的なレベルでの諸活動の標準化を目指し、ISO国際規格と呼ばれるものが作成されます。 ようやくISOについて少しイメージできたような気がしましたが、これを独自にすることは「本当に大変だ」ということを実感しました。
-2- 「ISO14001の意味?」 編集部:認証取得には大変な労力が必要とか・・・そのあたりのところはどうですか?
SANADA:そうですね、ようやくISOについて理解もなんとかでき、いよいよ作業を始めようと書店に出向きました。さまざまな工程を踏まないとできないことが判明し、少し疲れが・・・でましたが、工程を理解していく中で、ISOには4つの大きな工程を踏まえて、環境に対する会社の仕組み(システム)を作らなければならないということが分かりました。それは「PDCAサイクル」というものです。@自身の組織が環境問題に取り組むための計画を作ること(Plan)。 A計画に沿って実施すること(Do)。 B実施状況を確認すること(Check)。 C計画及び実施状況を見直し、必要な新たな対策をとること(Action)。 この4つの工程を会社の組織が組織内の環境問題に取り組むために行わなければならないのです。そして、会社が「やめた」と言うまでは、このPDCAサイクルの仕組み(システム)を継続的に行い、維持改善しなければならないのです。 このような大変な仕組み(システム)を作り、維持改善していくことが、会社の組織にどのような影響があるかですが、ISOは社長からの指示「トップダウン」で始まります。そしてライン組織の序列に合わせると、ISO14001に「ピッタリ」になるようです。 私はリーダー職ですが、業務部に所属していて、当然ながら上司がいます。また後輩もいます。日常の業務はこのラインの中で指示伝達が行われ、処理されています。ISO14001は、まさにこの仕組みをさらに改善するためのツールになるのです。 また最近のISO認証件数ですが、増加傾向にあり今後もますます増加する傾向にありますが、その要因は、企業の社会的責任・企業イメージの向上・顧客の要求(最近はISOの認証がなければ取引上で支障をきたすほどになっている業界もあるようです)などさまざまですが、国際的な規格を満たすことは企業イメージの向上に効果があります。 ISO14001を認証すると、以上のような効果があるということが分かりました。
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