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春・三十三間堂

春・三十三間堂正式には”蓮華王院(れんげおういん)”といい、天台宗の寺院。1164年(長寛2年)に後白河上皇・院政庁「法住寺殿」の一角に平清盛が建立した。お堂は入母屋・本瓦葺の総檜造りで約120mの長さがあり、正面の柱間が33あることから”三十三間堂”と呼ばれている。
堂内、中央には鎌倉期の名作と評価されている中尊(国宝)がある。中尊は仏師運慶の長男、湛慶(たんけい)の82歳の作で、中尊を中心に左右各500体・合計1001体の”十一面千手千眼観世音”のご本尊が置かれている。十一面千手千眼観世音立像が整然と並んでいる様は壮観である。
千手観音立像は頭上に11の顔をつけ、両脇には40本の手を持っている。1本の手が25種類の世界で救いの働きをしているといわれ、40本の手に25種類があることから「千手」を表している。各ご本尊は、造った仏師によって顔の表情・姿が違っており、会いたいと願う人の顔が必ずあるといわれている。
訪れた日は桜が咲き始めたころ、堂内、中尊の前では仏式の結婚式が厳かに行われていた。また正月の風物詩となっている「通し矢」が有名である。

【アクセス:市バス「博物館・三十三間堂前」すぐ】






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