7月10日から鉾の組み立てが各鉾町で始まると、祗園祭の記憶がよみがえってくる。祗園囃子のコンチキチンの音色、宵山の提燈の灯りや夜店の賑わいが目に浮かぶ。 10日は、長刀鉾、函谷鉾、鶏鉾、菊水鉾、月鉾の5つの鉾建てが始まり、大工方や手伝い方、車方と呼ばれる各鉾の職人たちが、高さ約20m、重さ10トンを超す鉾の組み立てに、「雄蝶」「雌蝶」「えび巻き」など「縄がらみ」と称される伝統的な縄締めの技法で組み立ててゆく。その際、釘は一切使われない。 そして14日には、すべての山鉾が京の町に優雅な姿を現す。
(南北の通りは四条から姉小路。東西の通りは烏丸から西洞院に囲まれたところに山鉾が建つ)
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