京都府庁の旧本館は、けやき並木の美しい釜座(かまんざ)通りの正面に位置し、並木道を通して威風堂々とした姿をみせている。
明治37年(1904)12月20日竣工、地上2階建て、延床面積約6,100u、外観はルネサンス様式に属している。創建当時は正庁(庁舎の広間で公式行事や式典を執り行う室)・知事室・議場・貴賓応接室・議長室など大小55室で構成され、中庭は西欧風の整形式庭園で、しだれ桜を中心に中高木が植えられている。
本館として使用されていたのは昭和46年(1971)まで、現在では一部が府政情報センター、執務室や会議室として使用されている。また創建当時の姿をとどめる現役の都道府県庁舎としては最も古いものであることから、平成16年12月に国の重要文化財に指定された。
毎年春と秋には、歴史的文化財的価値の高い旧本館に親しんでもらえるようにと公開されている。旧知事室、近代の洋風家具や調度品などを見ることができ、コンサートなど様々な催しが行われている。
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